ドゥヴィットの新作WX-1。

昨年のOnly Watch で落札された時計の製品版です。

ケース素材にはチタン、アルミニウム、PGが使用され

見た目ほど重くはないです。33本の限定販売だそうです。

ムーブメントが縦置きに置かれ、写真のように2段階に出てきます。

21日間のパワーリザーブでトゥールビヨンを搭載して

います。時計は2枚のディスクを回転させて表示します。

左側に香箱が縦に5つ並んでおります。

特殊な工具を使ってぜんまいを巻き上げます。

右側はトゥールビヨンです。

価格は6500〜7000万円前後で既に今日の

数時間で10何本販売されているようです。

今年のノモスの新作はクラブウォッチのオートマティックです。

日付無しとありのモデルではケースのサイズが少し異なって

おり、日付無しが40mm、日付ありが41.5mmです。

ケース径が少し大きくなっている分、厚みが薄くなって

いるように見えます。ちなみに現在国内でも販売されています

クラブのデイトモデルも発表になっていますが、こちらの

ケース径は38.5mmになっています。

 グランドクリフシリーズの新作スカイスクレパーズ。

時針と分針がそれぞれレトログレードになっています。

時間、分それぞれのインデックスに高さを持たせています。

 グランドクリフシリーズの新作第2弾、カウントダウン

クロノグラフ。回転ベゼルに45分の刻みを入れることにより

45分間のカウントダウンを計ることができます。

スプリットロックシリーズのビッグナンバーズの

新色文字盤オレンジのアップライトインデックスに

なっています。販売時期は10月以降だそうです。

今年のバーセルフェアーの新作です。

キャリバーCH27-70を搭載する２カウンター

クロノグラフです。ケース素材はプラチナで

文字盤は濃いブルーになっています。

AHCIに所属する独立時計師ネシュケさんの

鳥かご時計です。かごの中にはオートマタ機能で

さえずりながら動く鳥がいます。かごについている

チェーンを引くと動きます。時計は見難いのですが

かごの下についています。

独立時計師ジャン・カゼス氏のクロックです。

この時計はジュネーブ駅に隣接するホテルコルナバンに

設置されており、この時計の振り子は8階から1階までの

長さがあり、1階のエレベーターホールの横で

錘が往復運動を続けています。彼のアトリエはジュネーブの

カルージュにあります。日本にも何点かは販売されたそうです。

最近、輸入代理店の一新時計が始めた

イタリアブランドI.T.A。メンズは国産の機械式

ムーブメントを搭載しています。カラフルな

ファッション性の高いデザイン時計です。

イタリアでは高級時計を扱っているお店で

扱われており、大変売れているみたいです。

写真はピラタというモデルです。

 スイスのルロックル、ラショードフォンに工房を持つ

複雑ムーブメント（ミニッツリピーター、トゥールビヨン、オートマタなど）

を大手の下請けで作っているクリストフクラレ社。

数々の複雑エボーシュを顧客とともに生み出しています。

写真の時計はクリストフクラレブランドとして以前

出していたオルゴール付きの時計です。

当時、日本でも何点か売れていたそうです。

アントワーヌさんが1998年に1年だけジュネーブの

SIHHに出展された時に発表したモデルです。

プロトタイプが1点作られたのみで、そのモデルを

キースさんとのコラボレーションで金無垢のローターを

オーダーでイニシャルで彫ってもらいました。

ムーブメントにはフレドリックピゲ1185を使用しております。

 独立時計師で有名なアントワーヌプレジウソウ氏の

メテオライトトゥールビヨンです。

ケース素材がジベオンと呼ばれる隕石です。

この素材は90パーセント以上が鉄の成分です。 

ムーブメントはクリストフクラレ製のエボーシュを使用し

地板、受け板に彫金・ダイヤモンドセッティングを施しています。

このムーブはハリーウィンストンのオーパス2でも使用

された120時間パワーリザーブのトゥールビヨンです。

この時計が最後の1個だそうです。価格は数千万

昨年のバーセルフェアーで見せてもらったコンセプトウォッチ

ですが、チェーン式の巻き上げシステムにムーブメントが

縦置きになっています。プロトを作ったのはビアネーハルター

さんと言っていたような気が。。。今年は完成品が見たいですね。

ピエールドゥロッシュのオフィスに行った時に

飾ってあった目覚まし時計の写真を撮ってると

ジェラルドデュボワさん（デュボワデプラ社長）が

階段から下りてこられて、この時計はピエールさんが

小さいとき（約３０年前）に使ってたものだよと教えてくれました。

時計の形はレーシングヘルメットの形になっていて

スイスの国旗のほかにマルボロやグッドイヤーの

ロゴが付いてましたね。当時からホイヤーは

F-1などのレースにスポンサーをしていたんでしょうか

スイスで生活している時に12万円くらいで購入した

ブライトリングを改造しました。ムーブメントに

ビーナス178が使われているのに中が見えないのは

もったいないと思い、キース（彫金師）さんと、ジョンピエール

（プロトタイピスト）さんとでシースルーバックにしてしまいました。

キースさんからのご提案で面取り、ポリッシュ仕上げを

自分でするんだったら、受け板の上を彫ってあげると

言われお願いしたのですが、一生懸命磨きすぎて

キースさんの彫金を消してしまう位磨いてしまいました。

写真が手元にないので、近々写真はアップさせて頂きます。

7年前にチューリッヒの独立時計師ポールゲルバー氏の

アトリエに行った時にアトリエに掛けてあった時計です。

ポールゲルバーさんが作ったそうですが、

複雑時計の上に更に複雑な機能をのせてしまえるような

職人さんなので工作みたいに作ってしまうのでしょうか

 DeWitt　WX-1コンセプトモデル

昨年の Only Watch 2007オークションでパテックに続いて

2番目の400,000ユーロ（6400万円）で落札されました

モデルですがついに完成が迫っています。先日、ジュネーヴの

アトリエで見せて頂いたのですが、ムーブメントが縦置きで、

香箱は5つ縦に繋がって並んでいました。実物の写真は

撮ることが出来なかったですが、その時計がデザインされた

パネルは撮影させてもらえました。良く目を凝らして見て頂きますと

縦置きにされている歯車、さらに右側には中から

引き出しのように出てくる時計部分も見て取れると思います。

かなり大きく厚めの時計でしたが、バーセルフェアーでは

このモデルの一般向けモデルが発表になるそうです。

このコンセプトモデルはオークションで落とされた方の手に直ぐ

渡るそうですが実物も見ずにどんな方が落とされたのでしょうか

気になるところではありますね。

木目金（シルバーと銅）の合金を使って文字盤になると

彫金師は皆さんお分かりになると思いますが

キースエンゲルバーツ氏です。

世界に1本のユニークピース”ペガサス”です。

Pierre De Roche（ピエールドゥロッシュ）

スイスジュウ渓谷の機械式時計メーカー。2004年に設立された

新興ブランドですが、経営者がクロノグラフのモジュール製作などで

有名なデュボワ・デプラの一族でジュウ渓谷の伝統を重んじています。

このモデルは昨年のバーセルフェアーで発表になりましたGlandCliff GMT

ETA2892ムーブをベースにデュボワデプラGMTパワーリザーブモジュールを

搭載しました実用性の高いモデルです。先日の出張の際に試させて頂きましたが、

GMTの調整はプッシュボタンによるプラスマイナスの操作で非常に使いやすく、

24時間表記になっているのと日付が更に内側に配置されたことにより

視認性も高く、他のメーカーを訪問した際には注目の的でした。

リシャールミルのプラネタリウムです。

エティエンヌ氏が手掛け完成まであとわずか。。。

1台の限定生産でオークションにかけられるそうです。

スタートプライスは500万ユーロともいわれています