2008年02月06日

キース ブログ.jpg
独立彫金師のキースエンゲルバーツ氏は
1967年にオランダのセーエンベルグで生まれる。
彼の芸術、美術への興味は美術の歴史、デッサンを
習っていた高校時代に始まりました。
   高校を卒業した1986年に彼はVakscoolに入学し
金細工、銀細工、時計作りの技術を学び
特に彼はジュエリーと手と機械による彫金を専攻していました。
 
1990年、彼はヨーロッパで貴石の中心地としてよく知られている
アイダーオーバーシュタインにある学校に入学し、石のカッティング、
彫金、彫刻、ジュエリーデザインを熟達させました。
 
1994年彼はジュネーブの有名な時計メーカーに彫金師として
入社し、ムーブメント、文字盤の彫金加工を手掛ける。
1995年に独立して自分のアトリエを持ち、有名時計メーカー
数社から注文を受け、複雑ムーブメントの彫金、ムーブメントの
スケルトン加工、文字彫りや時計ケース、文字盤の
浮かし彫りなどを手掛けています。
 
1997年にすべてが独自のデザイン、ハンドクラフトによる
ユニークピースウォッチを作り始めました。

2008年02月13日

PSQFace ブログ.jpg

キース・エンゲルバーツ氏が彫金師として駆け出しの頃、

奥様にプレゼントされたユニークピースのスケルトンウォッチ。

Piguet71自動巻きムーブメントを糸鋸で肉抜きし

極限まで細くされた受け板や地板の上に

これでもかと彫金を施したモデル。

 

もちろん非売品です。

2008年02月21日

図1.jpg

          Photo by Kazuyuki Takahashi

キース氏が自分のブランド"Kees Engelbarts"として

1999年に販売された1本目の時計です。

このモデルは98年に大阪で行われたグッズプレスサロンの

彫金の実演で彫られていた文字盤です。

文字盤は龍の形に抜かれ、ムーブメントにはPiguet71の

自動巻きのムーブメントを使用していますが、所狭しと

手彫りでアラベスク調の模様を彫っていました。

ケースはプロトタイピストとして有名なジャンピエール

シェラー氏によるものです。

2008年03月02日

ユニコーン表 ブログ.jpg

木目金ドラゴンのユニークピース Ref.0267

ケース:プラチナ シースルーバック

ユニコーン裏 ブログ.jpg

ムーブメント:Piguet71 自動巻き 

        21,600振動、48時間パワーリザーブ

        ムーブメントをスケルトン加工し彫金を施しています。

        ローターにホワイトゴールドと

        シルバーの木目金を使用。

 

 文字盤: ホワイトゴールドとシルバーの木目金をベースに

       ドラゴンを彫金、雲の中からドラゴンが出てくる様子を

       現しています。文字盤の黒い部分がシルバーの部分で

       雲を表現させるためにわざと酸化させて黒くしています。

ユニークピークのため既に完売

2008年03月08日

0367F ブログ.jpg

 木目金ドラゴンのユニークピース Ref.0367

ケース:ホワイトゴールド シースルーバック

0367B ブログ.jpg

ムーブメント:ユニバーサル 自動巻き 

 19,800振動、46時間パワーリザーブ

   ムーブメントの受け板を木目金に加工しています。

 

文字盤: ホワイトゴールドとシルバーの木目金をベースに

ドラゴンを彫金、雲の中からドラゴンが出てくる様子を

現しています。Ref.0267のドラゴンよりも細かく

ドラゴンを表現しています。雲を表現させるために

わざと酸化させて黒くしています。

2008年03月16日

0368F.jpg

 木目金ドラゴンのユニークピース Ref.0368

ケース:イエローゴールド シースルーバック

0368B.jpg

ムーブメント:ユニバーサル 自動巻き 

19,800振動、46時間パワーリザーブ

ムーブメントの受け板を木目金に加工しています。

表側から見える部分にも彫金を施しています。 

 

文字盤: イエローゴールドとシルバーの木目金を

     ベースに文字盤自体をドラゴンの形に

       切り抜き、その上に彫金を施しています。

2008年03月24日

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木目金ドラゴンのユニークピース Ref.0369

ケース:ピンクゴールド シースルーバック

0369B.jpg

ムーブメント:ユニバーサル 自動巻き 

19,800振動、46時間パワーリザーブ

ムーブメントの受け板を木目金に加工しています。

 

文字盤: ピンクゴールドと赤銅の木目金にドラゴン

を彫っています。0367とデザインは同じですが

素材が変わっています。 

2008年04月11日

DSC02213blog.jpg

昨年の4月、キースさんがこの時計を友人のポールさんに

お見せしたことからCorneliusブランドを立ち上げる話が

スタートしました。キースさんがこの時計でも使っている1930年代の

ベースキャリバーを200個強見つけて持っていたということも

後押しし,資金面でも彼の叔父が出資をして一年という

短い期間で12個のプロトタイプを揃え発表会を行うことが出来ました。

DSC02139blog.jpg

アトリエはジュネーブ市内にありサロンも併設しております。

いつでもお客様をお迎えして時計を見て頂けるようになっています。

2008年04月22日

DSC02144blog.jpg

 コルネリウスブランドのスターターモデルの時計です。

文字盤はバーセルの文字盤屋さんが作っているそうです。

針はキースさんの手作りですので非常に綺麗かったです。

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ムーブメントの仕上げはコートドゥジュネーブのサーキュラー

タイプが施されていました。

2008年05月02日

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文字盤はベースモデルと同じですが、ムーブには

キースさんの真骨頂のスケルトン加工をして

その上に所狭しと彫金を施しています。

ムーブメントには厚がありますので実物を見ていますと

奥行きが凄くあって3Dでこの時計を楽しむことができます。

2008年05月11日

DSC02151blog.jpg

 文字盤側もスケルトン加工にしましたモデルです。

ムーブメントが完全に透けています。

写真モデルのケースはPGでWG、PTもあります。

2008年06月20日

T&D.jpg

数年前にお客様より依頼を受けて

お作りしましたタイガー&ドラゴンです。

 お客様によるデザインをベースに

キースエンゲルバーツ氏が手を加え

ケースサイドにはバケットのブラックダイアモンドが

ぎっしりとセッティングされております。

竜頭.jpg

竜頭は龍の爪をあしらっています。

ピゲ71.jpg

ムーブメントは自動巻きのピゲ71

ローターは木目金になっています。

デザインから完成まで約8か月かかりました。

2008年10月18日

コルネリスアトリエ.jpg

4月にコルネリウス展示会が行われたワークショップ兼サロンですが、

半年がたち完全にワークショップとして機能しています。

時計職人の数も将来的に増やせれるようにしています。

キースさんワークショップ.jpg

キースさん自身のアトリエも完全に移り

色々なメーカーの下請けをしつつ、コルネリウスの

クリエーティブディレクターとしても活動されています。

2009年01月20日

46XYRDM Pg.jpg

Chronosome 46XY/RDM

46XYRDM Pg Back.jpg

機能: 時間、レトログレード日付、パワーリザーブ表示

ケース:  ピンクゴールド、サイズ42mm*12mm、

3気圧防水、シースルーバック

文字盤:  シルバー、アップライトインデックス

       9時位置にカスタムメイド用のプレート

ムーブメント:   自動巻き、K22スケルトンローター

        香箱2個、パワーリザーブ5日間、

         ハンドエングレービング加工、43石

2009年08月02日

キースエンゲルバーツ氏の新作情報
スイスのホームページ上で公開されました。

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