真鍮のプレートをベースに
雲から出てくるドラゴンをイメージした
デザインで田村一舟氏に
文字盤を作って頂きました。
角と爪の部分はプラチナの粉を蒔いて
書かれています。
全体的に盛り上がりが凄く
彫金された文字盤と良く間違われます。
それくらい素晴らしい出来です。
真鍮のプレートをベースに
雲から出てくるドラゴンをイメージした
デザインで田村一舟氏に
文字盤を作って頂きました。
角と爪の部分はプラチナの粉を蒔いて
書かれています。
全体的に盛り上がりが凄く
彫金された文字盤と良く間違われます。
それくらい素晴らしい出来です。
実演を前に蒔絵の説明をして下さる田村氏。
田村さんが使われる工具一式。
琵琶湖に生息するねずみの毛の筆です。
ねずみの脇の毛だそうですが、一匹から1本しか
採れないみたいでこの筆を作れる職人さんも
一人しかいないそうです。この写真の筆を
田村氏は既に20年間使っているそうです。
この筆を使って漆で線を描いていきます。
漆の上に蒔かれる素材です。
1000種類以上もの素材が用意されています。
スイスのアンティーク懐中時計やジャケドロなどで
エナメルと共に使われていますパイヨンを
日本国内で作っている工房があります。
以前スイスのエナメル職人アニタポルシェさんから
お聞きしましたが、スイスではこのパイヨンを
作っている会社はないそうですね。
日本では漆や蒔絵と共に使われています。
ウルバンヤーゲンセンのSSモデルをベースにした
世界1本限定の時計を作りました。
テーマは桜で田村一舟氏に蒔絵で描いて頂きました。
文字盤のベースを加工する所からお願いいたしましたので
製作期間は2ヶ月程かかりました。
ベースの時計はウルバンヤーゲンセンの
リファレンス8のSSモデルですので機械はPiguetの自動巻き
が搭載されております。ローターは21Kで熟練の職人による
ギョーシェ彫りが施されています。
写真ではうまく蒔絵の厚みが表現できてないのですが、
素晴らしい文字盤ですので一度手にとって実物をご覧下さい。
加賀蒔絵職人の田村一舟氏は清瀬一門蒔絵技法を修得。
平成2年を皮切りに様々な賞を受賞されています。
万年筆、時計の文字盤などを手掛け、代表作品としてはスイスの
ボヴェという時計ブランドの風神雷神や
セーラー万年筆の吉野山、舞楽などがあります。
オリジナルの蒔絵文字盤を製作していただいております。
もし1点ものの文字盤をお考えの方は一度ご相談下さい。
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